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リユースサーバで不況を乗り切れ 3 リユースサーバの利用でコストを最大10分の1に下げることに成功 マイコミジャーナル

高橋: ハウジングやホスティング事業では、お客様から短納期・低予算の要望をよく受けます。当社ではハードウェアを安く仕入れるため、秋葉原などの販売店で調達していましたが、迅速性や我々の要望に柔軟に対応してもらうといった点では難しい面がありました。

−初めてリユースサーバを導入された時は、かなり切迫した状況だったようですね?

高橋: お客様の希望でその日中にどうしても入手しなければならない機器があり、秋葉原の販売店を夜遅くまで探し歩きましたが、結局、見つけられませんでした。仕方なくインターネットで探したところ、たまたまデータライブさんのWebを発見して問い合わせたところ、在庫があるということですぐに入手できたのです。それからは、継続して取引をしています。迅速で丁寧な対応が得られ、企業としてきちんとした取引ができるので、とても満足しています。

山田: 当社もSI事業から出発したので、ユーザーの要望との板挟みになる状況はよく理解できるのです。我々はそのギャップを埋めるお手伝いをしたいと考えています。マスターピース様から初めてご相談いただいた時は在庫もあり、その日のうちに出荷できました。

保証制度はユーザーにとって大きなメリット


−信頼性の面で不安はありませんでしたか?

高橋: 一般の中古サーバでは、信頼性の問題が払拭できません。当社でも以前、安い中古サーバを購入して失敗した経験があります。ただ、それはジャンク品に近いものでしたので、データライブさんのように、動作検証を行った上で、初期保証もあるというのは非常に安心できます。実際、新品のサーバと変わらない故障率です。

−なるほど、故障は想像以上に少ないのですね。それでも、保証制度の有無は導入の判断に影響するのでしょうか?

高橋: 保証は、導入を決定する大きな理由になると思います。保証が無ければ、お客様に安心してお勧めできませんね。

山田: 当社のリユースサーバは当初、エンドユーザーの情報システム部門を主な対象に宣伝していましたが、実際の購入先はSIerの方が中心でした。最近『システム延命』がキーワードとして大きな意味を持ちつつあり、リユースサーバが本番環境に使われ始めているとの感覚を持っています。搬送中の故障を含む初期不良への対応は、SIerの方を意識して始めた制度なのです。

−現状リユース品の利用はサーバが中心とのことですが、他の機器についてはいかがですか?

高橋: 今後はネットワーク機器の導入を検討していきたいと考えています。サーバと違い、ネットワーク機器は技術の進化スピードはそう速くなく、1-2年前の製品なら新品とそれほど変わらないからです。

−ユーザーから、サーバに対する細かな要求もあるのですか?

高橋: リユースサーバを発注する際は、CPU/メモリ容量/HDD容量/RAID構成を伝えて、実際の機器選定はデータライブさんにお任せしています。最近はこれらの規格はどのサーバメーカーでも共通で、当社ではサーバメーカーにこだわりは持っていません。ユーザーの方もサーバのメーカーをあまり意識されませんね。当社では複数のサーバメーカーが混在しても、ほとんど問題ありません。

山田: メーカーや機種を指定されないのは、当社のお客様の中では珍しいですね。マスターピース様がサーバを熟知しておられ、『システム勘』をお持ちだからでしょう。他のお客様ではメーカーや機種を指定されるケースが多く、そのため調達に時間をいただくこともあります。メーカーや機種を指定されるのは品質の違いによるものではなく、単に導入するエンジニアが慣れているというのが理由でしょう。

−保有するサーバが故障した場合、どのように対応されていますか?

山田: 業務用システムでもレンタルサーバと同じように、旧式のサーバでも性能的に十分実用になります。サーバや業務用システムに求められる要件が、それほど上がっていないためです。



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